2018年度監査実施状況調査

日本公認会計士協会~監査実施状況調査

日本公認会計士協会から公表されている監査実施状況調査は、法定監査の監査実施概要を日本公認会計士協会が取りまとめた資料です。2018年度のものが2019年11月に日本公認会計士協会のHPに掲載されています。詳細はそちらをご参照頂ければと思います。監査報酬がぱっと見でも興味深いものでしたので下記にまとめました。

2018年度監査報酬

Point1.
法定監査の監査報酬は総額2,700億円超です。この金額が、現在のおおよその法定監査の市場規模と言うことが出来るかと思います。

Point2.
監査報酬のうち、金商法と会社法の合計で9割を超える比率となるようです。ただし、法人数比率をみるとこれらは合計5割ちょっとにとどまる数字ですが、これは金商法(連結)の監査報酬が他の法人と比べて群を抜いて高額であることが理由のようです。

Point3.
監査の時間単価自体はそれ程バラつきはないように思われます。10,000円を割っている区分はないようです。

それではまた別記事にてお会いしましょう!

関連記事

  1. 本年(2023年)もよろしくお願い申し上げます
  2. 近年の法定監査報酬推移
  3. 【2019年度版】監査報酬推移
  4. 公認会計士と税理士

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP