監査役協議会

お久しぶりです。師走いかがお過ごしでしょうか。

最近、ホームページへのアクセス状況をみていたところ、「監査役協議会」の記事が抜けてアクセスが多いことに気づきました。あまりこのキーワードの情報自体がネットで紹介されていないため、自然と流入が多くなっているのだと思います。実際、Google検索をすると当ホームページが2番手にあがっており(一時期は一番上に来ていたようです)、もう少し監査役協議会の記事を増やすのも面白いかも、と思った次第です。

さて、ということで今回は監査役協議会に関する思い出話です。私が独立した当初、IPO案件を探していた私は、必然このキーワードにいたる現場で出くわすことになりました。・・・「あの会社の組織図、監査役協議会に戻っていたよ。上場準備、また遅れちゃったのかな」とかそういう具合です。当時の私は監査役、監査役会は当然知っていたのですが、「監査役協議会」は知らず、知ったかで、「なるほどなるほど。・・・ですかね。うーむ。なるほど厳しい」などと調子をあわせていたのを思い出します。ところで、聞くは一時の恥とは言いますが、ネットで殆どのことが検索出来るこのご時世、うかつに「それなんですか?」とは聞かないほうが良いことも多々あると思います。現代では聞くは場合によっては結構な恥、何で検索しないのだ大馬鹿野郎、というのが正しいかと。ただ、前述の通りこの時はネットで検索しても良い感じのページには出会えずIPO教本を急いで数冊読んで、やっと理解が追い付いた、ということがありました。そういうわけで、監査役協議会というのは上場準備の象徴のような存在であり、またとても哀愁ただよう言葉でもあり、私にとっては独立したての夏の甘酸っぱい思い出のキーワードでもあります。

最後にまじめなお話です。上場準備というのは本当に多くの人の思惑が錯綜し、従業員であれ業務委託であれそこに関与するとどっとエネルギーを消費することが多いのですが、それでも決まった目標に向かって取り組むこと自体が魅力の一つのように思えます。私自身はこれからも(程度は下がることはあっても多少なりとも)継続的に上場準備の仕事に携わっていくと思いますし、そこでは関与する限りは、関係者とお互いに活力を与えあうような存在になれればと思っています。監査や税務では味わえない悲喜こもごもがとても生々しく感じられ、私はそんな上場準備に魅力を感じるからです。もちろん監査や税務にもそれぞれの魅力はあると思っていますので、引き続き監査、税務にも携わっていく所存です。

それではまた別記事でお会いしましょう!

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