企業価値と株主価値・負債価値

企業価値とは・・・

企業価値とは、端的に言えば企業の金額評価される価値そのものです。人によって、ある「モノ」の価値は様々であるように、様々な状況・背景などにより、企業価値は複数の金額的な値をとりうるものです。

企業価値評価がどのような場面で必要になるか、と言うと、例えばですが、非上場会社の株式の売買等に際しては参考となる市場価格が容易には確認出来ないため、企業価値評価・株価算定及び売買相手との交渉と言うプロセスを経て、取引価格を定める、と言うように、企業価値評価に基づく価値から取引価格を導くために実施されるケースなどがあります。下記がイメージ図です。

株主価値と負債価値

株主価値と負債価値にも少しだけ触れたいと思います。株主価値は、企業価値のうち、株主に帰属する価値であり、負債価値は債権者に帰属する価値と言えます。負債価値は企業価値から株主価値を控除することで算定出来ます。関係を簡易なイメージ図で示すと下記の通りです。

まとめますと、企業価値は①企業そのものの価値であり、②株主価値と負債価値から構成されるものであるということです。

それではまた別記事にてお会いしましょう!

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